レアルからスター選手が続々と!? 今夏チームを離れるかもしれない”6人”

出番失うマルセロ photo/Getty Images

ソラーリ就任から起用法変わる

成績不振で解任されたフレン・ロペテギに代わってレアル・マドリードを指揮するサンティアゴ・ソラーリは、就任してから積極的に若手を起用してきた。ヴィニシウス・ジュニオールやセルヒオ・レギロンのブレイクもソラーリの手によるもので、ソラーリ就任後は選手の起用法や序列に変化が生まれている。

それもあってか、今季終了後には立場が怪しくなった数名の選手がチームを離れるのではないかと言われている。スペイン『as』は、レアルを離れる可能性のある選手が6名いるとピックアップしている。

・イスコ
ソラーリの下で最も苦しい状況にあるのがイスコだ。完全に構想から外れており、出場機会を求めるならクラブを離れるか、ソラーリがシーズン終了後に退任するしか道はない。同メディアも新指揮官の構想に入ればレアル残留の可能性もあると見ているが、一方で出場機会がないことに不満を示すイスコの態度にも疑問を抱いている。クラブとの関係が悪化しているのであれば新天地を探すことになるだろう。

・ガレス・ベイル

ここ最近はサポーターからも批判を浴び、チームメイトとも完璧に打ち解けていないのではと指摘されるなど、ベイルのマドリード生活は苦しいものとなっている。ヴィニシウスの成長もあってスタメンが保証されていないことも気がかりで、レアルでの時間は終わりに近づいているのかもしれない。

・マルセロ

マルセロのスタメン落ちは今季最大のサプライズと言ってもいいだろう。世界最高の左サイドバックとも言われたマルセロが今では22歳のレギロンにポジションを奪われており、改めて守備の問題がクローズアップされることになった。クリスティアーノ・ロナウドがいるユヴェントスへ向かうのではとの噂もあり、同メディアもシーズン終了までにレギロンとの序列が変わらない場合は移籍で間違いないと見ている。

・ヘスス・バジェホ

長谷部誠とフランクフルトでプレイしていたバジェホは、そこでのプレイが認められてレアルに復帰した。しかしセルヒオ・ラモス、ラファエル・ヴァラン、ナチョ・フェルナンデスの3枚を崩し切ることはできず、出場機会は与えられていない。しかもレアルは今夏にポルトで売り出し中のエデル・ミリトンを加えるとも言われており、そうなればさらに出場機会は減るだろう。

・マリアーノ

新たなセンターフォワード候補としてリヨンからレアルに戻ってきたが、やはりレアルではカリム・ベンゼマが1番手のままだ。マリアーノにはレアル・ベティスも興味を示しているようで、今季終了後にクラブと将来について話し合うことになるだろう。得点力は高いだけに、関心を示すチームは多いはずだ。

・ブラヒム・ディアス

予想できていたことだが、この冬にマンチェスター・シティからやってきた19歳のMFディアスも出番がない。レアルの中盤はワールドクラスのタレントが揃っており、19歳の若手がいきなりポジションを掴めるほど甘くない。より出場機会を得られるチームにレンタル移籍するのが無難だろう。まずはそこで経験を積み、実力をアピールできればレアルでポジションを争う権利が与えられるはずだ。


レンタル移籍する若手は別としても、イスコ、ベイル、マルセロの3人は大きな注目を集めるだろう。いずれも市場の主役になれる選手たちで、ビッグクラブが動くはずだ。レアルも即戦力を数名加える必要があり、今夏は獲得も売却も忙しいことになりそうだ。

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