アーセナルにフィットした2人の点取り屋 オバメヤンが語るライバルとの関係

共存するオバメヤンとラカゼット photo/Getty Images

単なるライバルではない

昨年1月にアーセナルがFWピエール・エメリク・オバメヤンの獲得を発表した時、FWアレクサンドル・ラカゼットとどう共存させるのかに注目が集まった。ラカゼットは2017年夏に加わった選手で、オバメヤンと同じく高い得点力を持つ選手だ。

こうした点取り屋が2人揃うとライバル意識が芽生えるものだが、ラカゼットとオバメヤンは非常に良い関係を築いている。競い合っている部分はあるだろうが、互いの得点を心から喜んでいるように見える。英『FourFourTwo』によると、オバメヤンも良い関係を築いていることをアピールしており、過激なライバル関係は存在していないようだ。

「彼と一緒にプレイするのは当然嬉しいよ。互いに良い感覚があるからね。僕がアーセナルに加わった時、彼は僕のところへ来て話をしてくれた。今僕たちは上手くいっているんだ。フットボールの面で同じビジョンを持っているし、彼は良いやつだよ。互いの関係は良いと思う。嫌なライバル関係はないし、僕たちは友人だ。1人が上手くいけば嬉しいし、それが上手くやるために最も重要なことだよ」
2-0で勝利した先日のチェルシー戦では序盤からオバメヤンとラカゼットの2人が攻守にハードワークし、後半途中にはラカゼットが交代。そこからはオバメヤンを前線に残して守備を固めるやり方へ変えている。こうした柔軟な変化も2人が良い関係を築いているからこそだろう。中にはオバメヤンより先に交代させられたことに怒るFWだっているはずだ。

チームを第一に考えてプレイしているからこそ、アーセナルではオバメヤンとラカゼットが上手く絡めているのだろう。

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