中盤の軸に
怪我人が続出したことも関係しているのだろうが、今のミランでは絶対に外せない中盤コンビが誕生している。MFフランク・ケシエとティエムエ・バカヨコだ。
ケシエは足下の技術もあって攻守両面で貢献できる選手だが、パワーが1つの武器だ。バカヨコも同じで、圧倒的なフィジカルで中盤を引き締めることを得意としている。このフィジカル抜群コンビがミランで欠かせない存在となりつつある。
伊『Gazzetta dello Sport』もこのコンビを特集しており、特にバカヨコの急成長ぶりを絶賛。このパフォーマンスなら完全移籍でミランが欲しがるのも頷けるとまで伝えている。
「このコンビはミランにフィジカル的要素をプラスし、今では指揮官ガットゥーゾにとって替えの利かない存在だ。ケシエが加入当初から貢献していたとするなら、ビッグサプライズはここ数週間のバカヨコだ。彼は驚くほど急成長している」
パワーを武器に中盤を引き締める姿は闘将ガットゥーゾの現役時代を思わせるものがある。怪我の功名と考えるべきなのか、同メディアが「新たなダム」と呼ぶ中盤コンビを見出すことに成功している。