4月には直接対決も
30試合を消化した時点で勝ち点61を稼いでいるトッテナムは、5位チェルシーに勝ち点差5をつけて4位をキープしている。このままトップ4を維持するのが彼らの願いだろう。しかし、ここへきてトッテナムは大きな不安を抱えることになった。FWハリー・ケインの負傷だ。
11日のボーンマス戦で右足首の靭帯を負傷したケインは、約1か月ほど離脱すると見られている。英『sky SPORTS』によると、かつてチェルシーでプレイしたレイ・ウィルキンス氏はこの間にチェルシーとトッテナムの順位が入れ替わるのではないかと考えている。それほどケイン離脱の影響は大きく、トッテナムがトップ4から漏れるとの予想だ。
「ケインを失うことはトッテナムにとって非常に大きなことだと思う。彼は4週間から5週間ほど離脱するが、その間にはスタンフォード・ブリッジでのゲームもある。チェルシーは彼らを捕まえることができると思う。たとえソン・フンミンやフェルナンド・ジョレンテが代わりに入ってもだ。ケインのクオリティを失うことで彼らは苦しむと思う」
これまでもケインを負傷で欠いたことは何度かあり、その際はソン・フンミンが代わりを務めてきた。今は2番手にジョレンテがいるため選択肢は複数あるが、トッテナムはこの1か月をどう乗り越えるのだろうか。4月1日にはチェルシーとの直接対決が控えている。