直近6戦勝ちなしのドルトムント、レヴァークーゼン戦がボスの“ラストチャンス”か

苦境に立たされたボス監督 photo/Getty Images

後任候補に“前バルサ指揮官”が浮上

今季のブンデスリーガ第13節終了時点で、首位バイエルン・ミュンヘンとの勝ち点差8の5位に留まっているドルトムント。25日に行われた同リーグ第13節(シャルケ戦)では前半に奪った4点のリードをふいにして勝利を逃すなど、大不振に陥っている。

こうした状況のなか、同クラブの首脳陣がピーター・ボス現監督の後任候補としてルイス・エンリケ氏(前バルセロナ)をリストアップしたことが、英『TRIBAL FOOTBALL』で話題に。また、29日づけの独『Bild』で「ボス監督にとってレヴァークーゼン戦(同リーグ第14節)が続投へのラストチャンスとなる」という本文が掲載されたことから、同試合の結果如何でボス監督が解任される可能性が高まっている。

直近の公式戦5試合で12失点と、脆弱な守備を改善できていないボス監督。センターバックを本職とするマルク・バルトラやダン・アクセル・ザガドゥをサイドバックで起用する采配が裏目に出たことから、各方面より監督としての手腕を疑問視されている。相手のサイド攻撃やカウンターに対する守備を整備し、同クラブを上昇気流に乗せることができるかに注目が集まる。

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