バルサ、チェルシーと契約した時は“ファン・ダイクの後継者候補”なんて期待も…… オランダ2部にいる195cmの大型DFは今

フォレンダムでプレイするムブヤンバ photo/Getty Images

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フォレンダムからのステップアップはあるか

今のオランダ代表はリヴァプールのフィルジル・ファン・ダイクを筆頭に、優秀なセンターバックを数多く抱えている。トッテナムのミッキー・ファン・デ・フェン、マンチェスター・ユナイテッドのマタイス・デ・リフト、マンチェスター・シティのネイサン・アケ、インテルのステファン・デ・フライ、ブライトンのヤン・ポウル・ファン・ヘッケ、アヤックスの若き逸材ヨレル・ハトもいる。

ベテランから若手までこれほどセンターバックにタレントを抱えているチームも珍しいが、ここに入ってくるのではないかと期待されていた逸材がいる。

今季オランダ2部のフォレンダムでリーグ制覇に貢献した23歳の大型CBシャビエル・ムブヤンバだ。
ムブヤンバの名前を知っているサッカーファンもいるだろう。2019年にはバルセロナと契約を結び、下のカテゴリーで経験を積んだ。その翌年にはチェルシーと契約し、ここまでは順調なキャリアと考えられていたのだ。

しかしチェルシーで膝の半月板に大怪我を負ったこともあり、トップチームではプレイしないまま2022年にフォレンダムと契約。昨季にはエールディヴィジからの降格も経験したが、今季は自身も5ゴールを挙げるなどチームの1部昇格に貢献。

『ESPN』によると、ムブヤンバは今夏にフォレンダムを離れる道を検討しているという。23歳を迎え、もっと高いレベルのクラブでプレイすることを目標にしているのだ。

「僕は前へ進みたいし、クラブもそれは理解してくれている。来週には代理人が来てくれるから、そこでクラブともっと長い話し合いをするつもりだよ。オファーがあればと願っている」

ムブヤンバは195cmとサイズもあり、2022-23シーズンにはエールディヴィジで5ゴールを挙げるなど得点力も魅力だ。スケール的にはオランダ代表に入ってきてほしい選手で、一時はファン・ダイクの後継者候補なんて期待まであった。

フォレンダムで3年を過ごしたのは回り道だったかもしれないが、まだ23歳と若い。ここからステップアップしていけるか注目だ。

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