ここまで6得点しか奪えていなかったエイバルだが……
日本代表MF乾貴士が所属するエイバルは20日、リーガ・エスパニョーラ第12節でレアル・ベティスと対戦した。
リーグ戦では9月15日に行われた第4節レガネス戦を最後に、白星から遠ざかっているエイバル。しかし、この日は3試合連続でスタメンに名を連ねた乾が魅せた。開始7分、左サイドでボールを受けた乾は、DFを一人かわしてゴール前へアーリークロスを入れる。これが相手DFのオウンゴールを誘発し、エイバルが早々と先制。そして勢いに乗るエイバルは30分、左CKのこぼれ玉を拾った乾が左サイドへボールをはたくと、ジュンカのクロスにエスカランテが頭で合わせ、前半を2点リードして折り返す。
後半に入ると、スコアを動かしたのはやはりエイバルだった。浮き玉のボールを乾がダイレクトで相手DFの裏へパスを通す。これで抜け出したチャルレスがペナルティエリア内で倒され、PKをゲット。このPKをチャルレス自らが落ち着いて決め、56分にエイバルが勝利を決定づける3点目のゴールを挙げた。そしてこのプレイで、ベティスDFマンディが一発退場。数的優位に経ったエイバルは、71分に再びシャルレスが、80分にセルジ・エンリクがダメ押しとなるゴールを決め、勝負あり。
今季のリーグ戦では、ここまで6得点しか奪えていなかったエイバルだが、今節は攻撃陣が爆発し、ベティス相手に5-0の大勝を収めている。なお、乾は貴重な先制点を演出するなど、得点に絡む活躍で8試合ぶりの勝利に大きく貢献した。
[スコア]
エイバル 5-0 レアル・ベティス
[得点者]
エイバル:OG(7)、エスカランテ(30)、シャルレス(56、71)、S・エンリク(80)
参照元:YouTube