スピード勝負で敗れる
レアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウドも32歳となり、身体能力で衰えてきている部分があると言われている。特に問題視されているのはスピードだ。若い頃のようにドリブルを仕掛ける回数は減っており、1対1で相手をかわすスピードが失われてきているのは明らかだ。
そのスピード不足を証明するようなシーンが18日のアトレティコ・マドリード戦で起こった。アトレティコのコーナーキックをレアルがクリアし、それをカリム・ベンゼマ、ルカ・モドリッチと繋いで前線のロナウドにスルーパスが送られた。ロナウドがボールを受ければGKと1対1という状況も作り出せたかもしれないが、先にボールに触ったのは並走していたアトレティコDFファンフランだった。
スペイン『MARCA』はファンフランに先に追いつかれたことに衝撃を受けたようで、「スピードを失ったのか」と取り上げている。ファンフランも33歳とベテランの領域に入っているため、年齢的にはロナウドと変わらない。そのファンフランにスピード勝負で敗れてしまったことに大きな注目が集まっているようだ。
スピード表示ではファンフランが33.8Kmだったのに対し、ロナウドは32.8Kmとやや遅かった。以前のロナウドならファンフランより先にボールに追いついていた可能性もあり、お得意のカウンターアタックを止められたことはロナウドの衰えのサインと受け取られている。
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