分かりやすすぎるミランの6勝1分6敗 ”トップ6″に全敗でモンテッラにはプレッシャーが

ナポリ相手の敗北でミランには暗いムードが photo/Getty Images

格下には勝てても上位勢に全敗

今夏の積極的な補強もあってチャンピオンズリーグ出場権獲得が可能ではないかとの期待感もあったミランだが、ここまで結果は出ていない。聞こえてくるのは指揮官ヴィンチェンツォ・モンテッラの解任説ばかりで、モンテッラは敗れるたびにプレッシャーをかけられている。

ミランは18日に首位ナポリに1-2で敗れたが、伊『Calciomercato』は再びモンテッラの立場が危うく、ミランのマッシモ・ミラベッリSDとの関係は冷えたものになっていると伝えている。これ以上黒星が増えるようではクラブも何か手を打たなければならないだろう。

何よりの問題は強豪に勝てていないことだ。ここまでミランは13試合を戦って6勝1分6敗の成績だが、内訳は何とも分かりやすい。6敗はラツィオ、サンプドリア、ローマ、インテル、ユヴェントス、ナポリ相手に喫したもので、この6クラブは全てミランより順位が上だ。今季はサンプドリアも好調を維持しており、現在7位ミランに勝ち点差7をつけて6位に食い込んでいる。
つまりモンテッラ率いるミランは格下相手には確実に勝ち点を拾えているのだが、強豪との対戦では全く勝てていない。チャンピオンズリーグ出場権を争うライバルから勝ち点を奪えないのは大問題で、後半戦は彼らトップ6を確実に叩かなければならない。モンテッラにはもうミスが許されず、今回のナポリ相手の敗戦で再び暗い空気が漂っている。

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