開幕戦からの無敗をキープするインテル
かつてインテルの会長を務めたマッシモ・モラッティ氏が、古巣の快進撃を絶賛している。
今夏にイタリア屈指の戦術家、ルチアーノ・スパレッティ監督を招へいしたインテル。プレシーズンから素晴らしいパフォーマンスを披露し、今季開幕戦となったフィオレンティーナ戦で3-0の快勝で白星発進を決めると、続く第2節ローマ戦では昨季2位の強豪相手に3-1で逆転勝利を収めた。その後、あれよあれよという間に勝ち点を積み上げ、第13節を終えた時点で10勝3分。開幕戦からの無敗をキープし、ナポリに次ぐ2位につけている。
イベントへ出席した際、古巣インテルのスクデット獲得の可能性について聞かれたモラッティ氏も「スクデットかい? それは決して理想郷じゃない」とコメント。伊『Gazzetta dello Sport』など、複数メディアが伝えた。
そして「ただ、運を味方にするためにも、それについてあまり話さない方が良いかもね」と述べつつも「インテルは真摯にプレイしているし、強固なチーム。しっかりポイントが取れているし、私が思うにスクデット獲得は可能だ。しかし、チャンピオンズリーグの出場権獲得を目指してスタートしたから、これを目標にし続けるべき。そうすれば、自ずと(スクデットが)見えてくるかな」と話している。
さらに「ユヴェントスの結果には驚いているよ。彼らは強固なチームだからね。このネガティブな結果は予想できなかった。ただ、私はサッカーファンで一番の夢想家だからね。インテルのこの結果には驚いていないよ」明かした。
はたして、インテルの無敗記録、そして快進撃はいつまで続くのか。同クラブは次節、25日にカリアリとアウェイで対戦する。