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ナポリ会長、“元銀行員”の現監督に惜しみない賛辞「たとえ今ペップがフリーの身であろうと……」|theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

ナポリ会長、“元銀行員”の現監督に惜しみない賛辞「たとえ今ペップがフリーの身であろうと……」

ナポリに“超攻撃的サッカー”を植え付けたサッリ監督 photo/Getty Images

王者ユヴェントスの牙城を崩すのか

今季のセリエA第7節終了時点で、7戦全勝の首位に立っているナポリ。ロレンツォ・インシーニェ、ホセ・カジェホン、及びドリース・メルテンスで構成される強力3トップが同節終了時点で13得点(3選手合計)を挙げるなど、今季もリーグ屈指の攻撃力は健在である。

こうした状況のなか、同クラブの会長を務めるアウレリオ・デ・ラウレンティス会長がマウリツィオ・サッリ現監督について言及。同クラブに洗練されたサッカーを植え付けた同監督に対し、惜しみない賛辞を贈った。伊『calciomercato』や米『ESPN』が伝えている。

「たとえ今ジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ)がフリーの身であっても、私はサッリとの交換を望まないね。同じ給料で雇うとしてもだ。彼は下部リーグでコツコツと研鑽を積んだ素晴らしい指揮官で、独自のサッカー理論やノウハウでチームを成熟させてきた。彼と会った人間は皆、(彼の)人格やサッカー観の虜になるだろうね」
2015年に同クラブに赴任して以降、ハイライン&ハイプレスの原則を選手たちに浸透させてきたサッリ監督。最終ラインを常時センターサークル付近に設定することでコンパクトな[4-3-3]の布陣をキープし、味方同士の距離を極限まで縮めたうえでダイレクトパスを繋いでいくその攻撃は、もはや芸術の域に達している。また、相手の最終ラインと中盤を繋ぐパスコースに各選手が瞬時に立ち塞がる守備も緻密で、対戦相手が苦し紛れに放ったパスを奪い取ってカウンターを仕掛ける場面は同クラブの十八番となっている。元銀行員という異色のキャリアを持つことで知られる稀代の戦術家が、イタリア国内や欧州の舞台を席巻する日も、そう遠くはないのかもしれない。

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