CWCではアル・ヒラルがマンCを撃破してベスト8に オランダの名手スナイデルも称えるサウジ勢の強さ「将来的にはトップリーグの1つとなる」

マンCを撃破したアル・ヒラル photo/Getty Images

CWCは力を試す場に

今夏のクラブワールドカップ2025でアジア勢は苦戦を強いられたが、その中で唯一ベスト8まで進んだのがサウジアラビアの名門アル・ヒラルだ。

ベスト16ではマンチェスター・シティとの撃ち合いを4-3で制しており、世界に衝撃を与えた。外国人助っ人が多いとはいえ、アル・ヒラルとサウジアラビア勢の成長を印象付けるベスト8入りだった。

元オランダ代表のウェズレイ・スナイデル氏も、アル・ヒラルを筆頭にサウジアラビア勢の力が伸びていると称える。

「CWCの出場枠拡大は面白い試みだと思う。マイアミで数試合観戦したが、素晴らしい経験だったよ。アル・ヒラルは高いレベルを見せてくれた。サウジアラビアのクラブは本当に成長している。まだ欧州トップチームと肩を並べるほどではないが、その差は確実に縮まっている。彼らの野心は明らかだ。まだ5大リーグとは戦えないが、育成にもっと力を入れれば将来的にはトップリーグの1つとなるだろう」(『WinWin』より)。

このCWCは各大陸の力をアピールする場になり、4年後へサウジアラビア勢がどこまで力をつけるかは非常に興味深い。一発勝負の大会であれば、ベスト8以上の結果を目指すことも不可能ではない。



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