寺地拳四朗 7・30防衛戦で圧勝宣言 パンチ技術&強化したディフェンス、進化した姿に期待

三階級制覇を目標としている寺地 photo/Getty Images

フライ級ではラストマッチか

WBA・WBC世界フライ級統一王者・寺地拳四朗の防衛戦が、7月30日に横浜BUNTAで行われる。11日に開かれた「U-NEXT BOXING3 トリプル世界タイトルマッチ」の記者会見で発表され、対戦相手はWBA同級3位、WBC同級4位につけるリカルド・サンドバルに決定した。

その寺地は、今年3月に前WBA世界同級王者・ユーリ阿久井政悟に12回TKO勝ちを飾り、ライトフライ級に続いて2階級で複数団体統一を果たした。プロキャリアは25勝16KO1敗で、『The Ring』選定のパウンド・フォー・パウンドでは9位につけている。

この試合に向けてはロサンゼルスで合宿を行い、WBC・IBF世界バンタム級統一王者・中谷潤人のトレーナーでもあるルディ・エルナンデス氏の指導を受け、ディフェンスを強化。寺地は「僕の試合はいつも激闘。盛り上がるが、僕的には圧勝したい。強化したディフェンスを発揮できれば、新しい拳四朗が出せると思う」と抱負を述べ、WBA王座2度目、WBC王座初防衛に自信を見せた。

そして、その勝利の先に見据えているのは、階級を上げて3階級制覇だ。それだけでなくパウンド・フォー・パウンド7位で、寺地の上位に君臨するWBC世界スーパーフライ級王者ジェシー・”バム”・ロドリゲスへの挑戦も希望し、さらにランキングをのし上がる野望を持っている。そのためにも寺地は、この試合で進化した姿を発揮し勝利を収めたいところだ。

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