移籍も視野に? リヴァプールで定位置確保を目指すエリオットの揺れる思い 「クラブを愛しているし、ファンもチームも愛している。でも……」

リヴァプールでプレイするエリオット photo/Getty Images

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今季プレイタイムは822分

リヴァプールでプレイするハーヴェイ・エリオット(22)は自身の今後のキャリアについて悩んでいるようだ。

2019年にフラムからリヴァプールにやってきた同選手はこれまで同クラブで公式戦147試合に出場しているが、いつの時代もスター選手を揃えるリヴァプールで絶対的な存在にはなれていない。まだ22歳ということも忘れてはいけないが、エリオットは将来について考え始めた模様。

今シーズンはCLラウンド16・1stレグのパリ・サンジェルマン戦で値千金の決勝ゴールを挙げるなど、公式戦28試合で5ゴール3アシストを記録したエリオットだが、プレイタイムは822分と限定的に。シーズン序盤の怪我による離脱も関係しているが、同選手は出場時間を望んでおり、移籍の噂も浮上している。
そんななか、U-21EUROにイングランド代表として参加するエリオットは「僕は今22歳で、来シーズンには23歳になるので、この件についてはチームが話し合わなければならない状況だ」と自身の現状について言及。またリヴァプールを離れたくはないものの、キャリアの岐路に立たされていることも理解しているようだ。

「キャリアは短いものだから、何年も無駄にしたくない。何が起こるか分からないからね。私は、自分がやっていることに満足しているかどうか、そして選手としてどう成長できるのかを見つめ直す必要がある。それが最も重要なことだからだ」

「ただ成長して、最高の自分になりたいだけなんだ。それが別の場所に行くことなら、自分で決断しなければならないことであり、どうなるか見守るしかない。ここを離れたいと思う理由は何もない。クラブを愛しているし、ファンもチームも愛している。彼らを応援している。でも、最も重要なのは自分のキャリアにとって何が最善かということなんだ」

リヴァプールは今夏レヴァークーゼンからフロリアン・ヴィルツの獲得が近づいていると考えられており、もし同選手が加入した場合エリオットの出場機会はさらに減ることも予想されるだろう。

キャリアの岐路に立っているエリオットだが、どのような決断を下すのか、注目だ。

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