フランクフルト幹部が日本代表MF堂安律について言及 「興味深い選手。高い技術とメンタリティがある」

フライブルクの堂安律 photo/Getty Images

堂安獲得に最も積極的なクラブ

今シーズンのブンデスリーガ全34試合に出場し、10ゴール9アシストの活躍でフライブルクの5位フィニッシュに大きく貢献した日本代表MF堂安律は、今やブンデスリーガでも屈指のサイドアタッカーとして注目を集める存在となっている。フライブルクとの契約は2027年6月末までとなっているが、今年夏にステップアップを果たす可能性が高いと見られている。

イタリアやイングランドのクラブも興味を示しているとされる中、とりわけ堂安の獲得に向けた動きを本格化させているのがフランクフルトだ。既にシーズン中から堂安の代理人と接触していた同クラブは、ドイツ紙『Bild』によれば1500万ユーロ(約24億3000万円)の移籍金をフライブルクに対して提示。この金額はフライブルクが要求する2000万ユーロ(約32億4000万円)には及ばないが、フランクフルトは堂安加入後のチーム成績に応じてフライブルクに追加ボーナスを支払うという条件を提案して交渉を進めているという。

フランクフルトの幹部も堂安に対する関心を隠さなくなっている。同クラブのスポーツディレクターであるマルクス・クレッシェ氏は、『Bild』の取材に応じた際に堂安について以下のように語っている。

「確実に興味深い選手であり、高い技術とメンタリティがある。しかし、それ以上のことは言えない。どうなるかはそのうち見えてくるだろう」

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でのプレイを望んでいるとされる堂安にとって、来シーズンのCL出場権を持っているフランクフルトはステップアップ先として申し分ないが、果たして堂安はどのような決断を下すのだろうか。 

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