降格から2555日の時を経て再びブンデスリーガ1部へ 昇格を決めたハンブルガーSVのサポーターの熱量が凄すぎる

昇格を決めたハンブルガーSV photo/Getty Images

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7シーズンぶりに1部の舞台へ

10日にブンデスリーガ2部第33節でSSVウルムを6-1で粉砕したハンブルガーSVは、7年ぶりのブンデスリーガ昇格を決めた。

ハンブルガーSVは1部常連のクラブではあったが、2017-18シーズンに17位に沈んで2部へ降格すると、そこから7シーズン昇格を勝ち取れずにいた。2部では常に4位、3位と惜しい順位にはいたのだが、あと一歩昇格できないシーズンが続いた。しかし今季は33試合消化時点で勝ち点59を稼いでトップに立っている。

ハンブルガーSVはサポーターの熱量も高いクラブであり、ホームでのゲームは5万人以上入るのが日常だ。独『Bild』によると、昇格がかかった今回のSSVウルム戦には実に25万枚ものチケット申し込みがあったという。
ホームのフォルクスパルクシュタディオンは5万7000人の収容を誇るが、今回のゲームも雰囲気は最高だった。勝利が決まった際にはサポーターがピッチへなだれ込み、選手たちと昇格を祝った。

2018年に降格を経験した日から2555日。サポーターはこの時を待ち続けてきた。1部で残留を目指す来季の戦いは厳しいものとなるかもしれないが、ハンブルガーSVは再び1部の常連クラブとなれるか。





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