プレミアリーグ第36節、サウサンプトン対マンチェスター・シティの一戦が行われた。
ホームのサウサンプトンはすでに降格が決まっており、リーグ戦では11試合で白星がない苦しい状況。日本代表の菅原由勢はベンチから出番を待つ。
一方のシティは不調から抜け出し、リーグ戦では7試合で負けがなく、現在4連勝中。負傷していたアーリング・ハーランドとマヌエル・アカンジが先発復帰を果たし、5連勝を目指す。
ファーストチャンスはアウェイのシティに。ケビン・デ・ブライネが得意のポケット侵入から右CKを獲得。キッカーのフィル・フォーデンはファーサイドにボールを送るも、味方は合わせられない。
8分、デ・ブライネがペナルティエリア手前の右で倒され、FKを獲得。デ・ブライネがインスイングのクロスをファーサイドに送り、ヨシュコ・グヴァルディオルが合わせようとするも、相手にクリアされてしまう。
20分経過時点で、アウェイのシティが75%のボール保持率を記録している。
30分、再びデ・ブライネがアタッキングサードで倒されてFKを獲得。ペナルティエリア手前の中央にボールをセットしたデ・ブライネが直接ゴールを狙うも、わずか上に外れてしまう。
33分経過時点で、ホームのサウサンプトンは未だシティのペナルティエリア内に侵入することができていない。
43分、シティがこの試合で2度目となるペナルティエリア手前の中央でFKを獲得。キッカーは再びデ・ブライネが務めたが、シュートはサウサンプトンの壁に当たってしまう。
攻撃面で違いを作り出したいシティはジェイムズ・マカティに代えて、ドリブラーのジェレミー・ドクを投入し後半に臨む。
後半もシティが押し込む展開に。59分にはフォーデンのシュートから左CKを獲得。しかし、シュートには持ち込めない。
61分にはペナルティエリア右の外側でフォーデンが倒され、FKを獲得。ファーサイドのハーランドにボールを送るも、合わせることはできない。
76分、シティが選手交代。フォーデンとリコ・ルイスを下げ、ニコ・オライリーとサビ―ニョをピッチに送り出す。
後半から投入されたドクが左サイドで存在感を示している。1人で複数人の相手を引き付けられる選手であり、サウサンプトンの守備をかき乱している。
85分、シティがマテオ・コヴァチッチを下げてオマル・マルムシュを投入した。
後半のアディショナルタイムは7分。
途中交代のマルムシュのシュートがクロスバーに当たるなど、シティは最後まで攻めたてたが、アーロン・ラムズデールが守るゴールのネットを揺らすことができず、結局0-0で試合は終了。アウェイのシティは来季のCL出場権獲得に必要な勝ち点3を獲得することはできなかった。
サウサンプトン 0-0 マンチェスター・シティ