ケインに続き、元相棒ソン・フンミンの“無冠時代”も終わるのか 実力的には韓国のエースもタイトルにふさわしい

トッテナムでプレイするソン・フンミン photo/Getty Images

今季はEL制覇のチャンスがある

今季のブンデスリーガを制し、ついに無冠のキャリアに区切りをつけたバイエルンFWハリー・ケイン。31歳にして初のリーグタイトル獲得となり、我慢した時間が長かっただけに特別な思いがあるだろう。

そんなケインに続けるだろうか。スペイン『SPORT』が「長年のパートナーは同じ呪いを解けるだろうか」と題して注目したのは、トッテナムでプレイする韓国代表FWソン・フンミンだ。

ソン・フンミンとケインはトッテナムの前線で抜群のコンビネーションを見せており、2人の力で何度かタイトル獲得に近づいた。しかしトッテナムでのタイトル獲得は実現せず、ソン・フンミンもチームタイトルとは縁がないキャリアになっている。

ケインもタイトルにふさわしい存在だったが、それはソン・フンミンも同じだ。ハンブルガーSV、レヴァークーゼン、トッテナムを合わせて616試合に出場して222ゴールを記録しており、ソン・フンミンの得点力に文句はつけられない。2020年には市場価値が9000万ユーロに達したこともあり、実力はワールドクラスと言っていい。

今季チームはプレミアリーグで下位に沈んでいるが、ヨーロッパリーグの方は準決勝まで進んでいる。1stレグではノルウェーのボデ・グリムトを3-1で撃破しており、決勝進出へ王手をかけている。

果たしてケインの相棒ソン・フンミンの呪いも解けるのか。今季はトッテナムもELに賭けているはずで、32歳を迎えているソン・フンミンもそろそろタイトルが欲しいはずだ。

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