イカルディ最大の弱点は妻だったワンダ・ナラ? インテルを指揮したスパレッティは「彼女はチーム全体を破滅に導こうとしていた」

イカルディと妻だったワンダ・ナラ photo/Getty Images

センターフォワードとして優秀な選手だったが……

2013年から6年間インテルでプレイし、219試合で124ゴールと見事な成績を残してきたFWマウロ・イカルディ。その得点力に疑問はなく、セリエAで得点王を獲得するなど特別なゴールスコアラーだ。

しかし、私生活の面では何かとお騒がせな人物でもある。特に話題を呼んできたのが、妻ワンダ・ナラとの関係だ。

現在イタリア代表監督を務め、2017年から2年間インテルを指揮したルチアーノ・スパレッティはワンダ・ナラこそがイカルディ最大の弱点だったと振り返っている。

「マウロは素晴らしい選手であり、ペナルティエリアでは特別な存在だった。私が指揮したインテルでも特別だったんだ。しかし、イカルディにも苦戦した時期があった。その時にワンダ・ナラの発言がトラブルを呼ぶことになり、ドレッシングルームに不穏な空気が漂うことになった。その時に気付いたんだ。マウロの弱点がワンダだということを。彼女はチーム全体を破滅に導こうとしていた。それだけは許せないことだったんだよ」

「当時のマウロは物事が上手くいかず、以前ほど得点を奪えなくなっていた。その時にワンダは、イカルディにもっと得点を決めさせたいならば、それに貢献できる選手を獲得する必要があると言ってきた。つまりは、もっと優れた選手を獲得しろということだ。この発言は受け入れられないものだった。マウロにもドレッシングルームでの謝罪を求めた。チームメイトへの敬意を含め、謝罪は最低限必要と考えた。しかし結局彼は謝罪しなかった。マウロはワンダが代理人として自分の思いを口にしただけと語るだけで、事態は手に負えないものだった」

「そこで私は彼からキャプテンマークを剥奪し、ハンダノビッチに手渡した。クラブもその決定を支持してくれた。マウロは納得せず、結局彼を失うことになった」(『Football Italia』より)。

ワンダ・ナラは代理人の立場として発言したようだが、所属選手たちに対してリスペクトを欠く発言ではあったか。イカルディは現在トルコのガラタサライに所属しているが、ワンダ・ナラとの関係は破綻している。2人は離婚協議を続けており、インテルを離れてからも2人は何かと話題を呼んでいる。ワンダ・ナラと良い時期もあったはずだが、彼女との関係はイカルディの足を引っ張るものだったか。

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