井上尚弥、会見で「アウェイになる予想」も中盤KO宣言 カルデナスと17秒のフェイスオフ、「挑発はしないように」と警告も

カルデナスとフェイスオフを行う井上 (写真:本人インスタグラムより)

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米国ファンの前で意気込みを語る

スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥が日本時間3日、ラスベガスのMGMグランドで開かれた公式会見に登場。対戦相手のWBA同級1位ラモン・カルデナスと17秒ものフェイスオフを展開した。

その後、会見に移った井上は、まず3度目のラスベガスでの試合が、これまでの2度と違う点について聞かれると「前回、前々回はコロナのパンデミックがあったので、それがまず一番の違い」と回答。次にアメリカのファンの前で戦うモチベーションについては「これだけの大きな会場で試合できるというモチベーションはある」としつつも「シンコ・デ・マヨで試合するので、当日の試合の雰囲気が分からず、アウェイになる予想もしている。どんな雰囲気で試合するのか楽しみ」と述べた。

インタビューは続き、試合ではどんなパフォーマンスを見せたいかとの問われれば、「望むとすれば、しっかりボクシングをして中盤KOというのが一番良い形。まずは日本で見せているパフォーマンスを米国ファンにも見せたい」と語り、さらに自身のボクシングの最大の長所については聞かれた際には「パワーは言われがちだが、ディフェンスや距離感、当て勘が一番突出しているのかなと思う」と自己分析した。
最後には、1月に行われた前戦で対戦相手の金芸俊に“打ってこい”と挑発ポーズされた時の心境について聞かれると、「ちょっとイラっとしたが 瞬時にまた倒してやろうと思った」と振り返った後、カルデナスに対して「挑発はしないように」と警告。
一方、カルデナスは「厳しい試合になるのは分かっているが、準備はできている」「良い試合をしよう」などと語りかけた。

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