まだ放出がある!? この冬、移籍の可能性を残すプレミアリーグのスター選手5人

出場機会が限られるアーセナルのセドリック photo/Getty Images

エリクセンも移籍候補に名前があがる

プレミアリーグの冬の移籍期間は2月1日に閉まったが、トルコのプロサッカーリーグ、スュペル・リグの移籍期間は2月9日まで開いている。英『Daily Mirror』が今週移籍の可能性を残す5選手を伝えている。

近年、プレミアリーグの多くの選手がトルコへ移籍し、その大半の選手は現在もトルコで活躍している。ガラタサライがクリスタル・パレスからFWウィルフリード・ザハを、トッテナムからはDFダビンソン・サンチェスを獲得するなど、昨年夏に移籍した選手もいた。

1月になってもその勢いは止まらず、ガラタサライはフラムのFWカルロス・ヴィニシウスを獲得し、ファン・ウィジョはレンタルでアランヤスポルに加入した。
2月9日までの締切まであと2日あり、英『Daily Mirror』は移籍の可能性のある5選手をピックアップしている。

まず、移籍候補として取り上げられているのが、マンチェスター・ユナイテッドのクリスティアン・エリクセンだ。クラブは極秘に交渉を行ったことを、トルコ『Fotomac』が報じている。今シーズンのエリクセンは怪我の影響とMFコビー・メイヌーの台頭もあって、チーム内で大幅に序列を落としている。クリスマス直前に怪我から復帰したものの、先発出場した試合はわずか3試合のみだ。しかし、移籍に関する話し合いは行われているものの、エリクセンはシーズン終了まではユナイテッドに残るという見方も有力だ。

次に、アーセナルのポルトガル代表DFセドリック・ソアレスもガラタサライから関心を寄せられている1人だ。32歳のセドリックは今シーズンを通しての出場時間は90分未満で、先発出場したのも1試合のみだ。現在のセドリックとアーセナルとの契約は今シーズン末で切れるが、新たな契約がオファーされる気配がない。この冬移籍が実現しなくても、夏には新天地を探す必要があるだろう。

アルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソは、この夏に18カ月のレンタルを経てビジャレアルからトッテナムに復帰した。アストン・ヴィラ戦、マンチェスター・シティ戦で2試合連続ゴールを決め、復活の兆しを見せたが負傷してしまった。しかし、ロ・チェルソの負傷は長期にわたるものではないとみられており、最近のトッテナムのポステコグルー監督の発言も、ロ・チェルソを売りたいと切望しているものではない。

チェルシーのマラング・サールは、昨シーズン終了間際にル・アーヴルに移籍する直前だったが、移籍が破綻した。ポチェッティーノ監督から注目されるにもほど遠く、実際、試合のベンチにも入っていない。来シーズンがチェルシーとの契約最終年だが、クラブからは契約延長のオファーはないだろう。

エヴァートンのFWアルノー・ダンジュマは今シーズンにビジャレアルからエヴァートンにローンで加入したが、期待されていた活躍をしているとは言い難い。この冬、リヨンへ移籍することも噂されていた。結局エヴァートンに残ったが、フラム戦で足首を負傷し、3日のトッテナム戦は出場できなかった。現在、エヴァートンの10番を背負うダンジュマだが、トルコへの移籍はあるのだろうか。

2月9日まで移籍可能なスュペル・リグの移籍市場から目が離せない。

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