代表でも《26戦25ゴール》の怪物 ハーランドはEURO、W杯の舞台に届くのか

ノルウェーのエース・ハーランド photo/Getty Images

ノルウェーにかかる期待は大きい

近年続々と優秀なタレントを輩出しているノルウェー代表は、EURO2024本大会出場権を掴めるだろうか。

カギを握るのは、やはりFWアーリング・ハーランドだ。ザルツブルク、ドルトムント、現在所属するマンチェスター・シティと、クラブシーンでゴールを量産してきたハーランドだが、それは代表でも同じだ。

ノルウェー代表ではデビューから26試合で25ゴールを決めており、今月12日に行われたEURO2024予選・ジョージア戦でも得点を記録。さらにこのゲームではアーセナルMFマルティン・ウーデゴーも得点を決めており、チームも2-1で勝利している。ハーランド&ウーデゴーのゴールで勝利はノルウェーが理想とする形だろう。
ハーランドの代表キャリアで惜しい点があるとするならば、これまでのEURO2020予選、ワールドカップ・カタール大会欧州予選、そして今回のEURO2024予選で負傷離脱していた時期があることだ。

今回のEURO2024予選も3月の2連戦を負傷で欠場しており、チームはスペイン(0-3)とジョージア(1-1)相手に勝ち点を落としている。

ただ、予選はまだ4試合残っている。現在ノルウェーは勝ち点7でグループAの3位につけており、2位のスペイン(勝ち点9)、首位のスコットランド代表(勝ち点15)を追いかけている状況だ。

10月にはキプロスとのアウェイゲーム、スペインとのホームゲームが控えており、スペイン戦は大勝負だ。前回対戦時はハーランドが出場できなかったが、今回のスペイン戦ではハーランドの力で何とか望みを繋ぎたいところだ。

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