モウリーニョ率いるローマがレナト・サンチェス獲得間近か PSGでは信頼を得ることができず……

ローマへの移籍が噂されるレナト・サンチェス photo/Getty Images

買取オプション付きのレンタルでの獲得か

PSGに所属するポルトガル代表MFレナト・サンチェスがローマへ移籍する可能性があるようだ。

サンチェスは2016年にベンフィカからバイエルンへ移籍し、バイエルン史上初のポルトガル人の選手となった。18歳でバイエルンに加入し、1年目は出場していたが、2年目はスウォンジーに期限付き移籍をした。

その後、バイエルンに復帰したが、ポジションの確立までには至らず、2019年にリールへ移籍。リールでは91試合に出場し、7ゴール10アシストを記録。20-21シーズンのリーグ優勝にも貢献した。その後、2022年の夏にPSGに移籍した。
バイエルンでポジション争いに苦戦したサンチェスの2回目となるビッグクラブへのチャレンジは大きな注目を集めていたが、厳しい結果に終わった。昨シーズンは23試合に出場し、2ゴールを記録。スタメン出場はわずか6試合となった。度重なる筋肉系の怪我の影響もあり、今夏のルイス・エンリケ新監督の構想には入っていない可能性がある。

伊『Gazzetta dello Sport』によると、そんなサンチェスのローマ移籍が後一歩のところまで話が進んでいるという。昨年の夏にMFジョルジニオ・ワイナルドゥムがPSGからローマに移籍したこともあり、この両クラブの関係は良好である、と同メディアは伝えている。

ローマは買取オプション付きのレンタル移籍での獲得を望んでいるようだ。サンチェスは現在行われている日本ツアーのメンバーに入っているが、早ければ来週中にはローマへの移籍が発表される可能性があるという。

今夏の移籍にはプレミアの複数クラブも関心を示しているが、サンチェスの新天地はどのクラブに決まるだろうか。

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