3冠インテルに欠かせなかった“名脇役” 得点少なくても絶賛される北マケドニアの英雄

北マケドニア代表でも長く活躍したパンデフ photo/Getty Images

現役を退いても人気は高く

今月27日、北マケドニアの英雄が40歳の誕生日を迎えた。

昨夏に現役を退いたFWゴラン・パンデフだ。

パンデフはイタリア・セリエAで長く活躍してきたアタッカーであり、何よりもインテル時代の3冠達成が印象的だ。
伊『Gazzetta dello Sport』は誕生日に改めてパンデフのキャリアを振り返っているが、パンデフのことを『助演男優賞にふさわしいタイプのFW』と称える。

2009-10シーズンに3冠を達成した当時のインテルは名将ジョゼ・モウリーニョが指揮しており、選手全員がハードワークできるモウリーニョ好みなチームに仕上がっていた。パンデフ、同じアタッカーのサミュエル・エトーも脇役としてチームを支えることになり、攻守に走り回る彼らの貢献度は大きかった。

パンデフはラツィオ時代の2005-06シーズンから3シーズン連続でセリエA二桁得点を挙げた実績もあり、得点力も高いアタッカーだ。しかし2009年に移籍したインテルでは脇役としてのプレイが増え、その役割を上手くこなしていた。得点数は減ったが、貢献度はサポーターの誰もが理解している。

インテルを離れた後もナポリ、ジェノアとセリエAで長くプレイし、北マケドニア代表でも122試合をこなしている。同国史上最高の選手と言っていいはずで、そのサッカーセンスはイタリアのサッカーファンも強く記憶していることだろう。

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