ドルトムントに揃う“若手ウイング集団” マレン、アデイェミ、ドゥランビルらに挑むB・ギッテンスの実力

昨季は怪我で思うようにプレイできなかったギッテンス photo/Getty Images

ウイングにはかなりのタレントを抱えている

ドルトムントは常に優秀な若手を抱えてきたが、今のチームでホットなのがウイングだ。

主力のカリム・アデイェミ(21)、ドニエル・マレン(24)は突破力、スピードともに抜群で、昨季後半戦からは得点数も増えた。新シーズンはさらなる活躍に期待がかかる。

サイドにはジョバンニ・レイナ(20)を回すことも可能で、経験豊富なユリアン・ブラント(27)もいる。
さらに昨季の終盤にはベルギー期待の17歳FWジュリアン・ドゥランビルが登場。今冬にアンデルレヒトから加わったデュランビルは、昨季のブンデスリーガ最終節・ケルン戦に途中出場し、右サイドから何度もチャンスメイクしていた。

ドゥランビルのストロングポイントもスピードに乗ったドリブルにあり、17歳の才能にケルンのDFはかなり振り回されていた。こちらも新シーズンに期待できる選手の1人だ。

そしてもう1人。昨季は怪我で思うように出番を増やせなかったイングランド人FWジェイミー・バイノー・ギッテンス(18)だ。

マンチェスター・シティのアカデミーを経てドルトムントへ加わっており、このルートは現マンチェスター・ユナイテッドFWジェイドン・サンチョと同じだ。これもギッテンスが注目されている理由の1つで、世代別イングランド代表でもプレイする有望株だ。

ただ、英『GIVE ME SPORT』は怪我の問題が長引く場合は立場が危うくなってくると指摘しており、来季こそは怪我を完治させてレギュラー争いに加わりたいところ。

このウイングの争いも現ドルトムントの面白さであり、王者バイエルン崩しへカギを握るエリアだ。

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