パリ・サンジェルマンからはFWリオネル・メッシ、レアル・マドリードからはFWカリム・ベンゼマの退団が発表された。
これに合わせ、英『Sportbible』は『サッカー界最強のトリデンテ(3トップ)はどれだ?』とアンケートを取っている。
メッシの退団により、PSGではキリアン・ムバッペ、ネイマールとのユニットが解体されることになる。まず1組目はこのMNMだ。
2組目は、レアルのBBCだ。すでにガレス・ベイル、クリスティアーノ・ロナウドはクラブを去っているが、ベンゼマも今夏でマドリードを離れることになった。これでBBCは全員がクラブを去ることになる。このBBCもサッカー史に名を残す組み合わせだったのは間違いない。
3組目は、マンチェスター・ユナイテッドで構成されたウェイン・ルーニー、カルロス・テベス、クリスティアーノ・ロナウドの3トップだ。まだロナウドも若い時期だったが、当時のユナイテッドもチャンピオンズリーグを制するなど特別な強さを誇っていた。
最後の4組目は、やはりMSNだ。メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールのトリオはバルセロナに3冠をもたらすなど、大暴れ。ペップ・バルサの時代とは種類の異なる破壊力があった。
アンケートの結果は、MSNが最多となる59.6%の票を獲得。第2位はBBCで20.9%、3位はユナイテッドのトリオで15.1%、最後はPSGのMNMで4.4%だった。
PSGのMNMに関しては、結成当初からMSNとの比較があった。メッシとネイマールが再びタッグを組むことになったのだから、MSNと重ねたくなるのも当然だ。そこに現代のスーパースターであるムバッペが加わることで、MSNをも超えるユニットになるのではとの期待感があった。
しかし、4.4%の得票率が結果を物語る。悲願のCL制覇には近づくことさえ出来ず、この2シーズンは思うような結果を残せなかった。メッシもベテランになり、スアレスのようなセンターフォワード型のFWもいない。MSNとの比較はさすがに酷だったか。