「あんな風にダウンしていてはダメだ」 失点時にうずくまっていたアーセナルDFに非難の声も

ここ最近は出番が増えているキヴィオル photo/Getty Images

痛恨の敗戦となった

今季は長らくプレミアリーグ首位をキープしていたアーセナルだが、シーズン終盤の失速によりリーグ優勝が一気に遠ざかってしまった。15日のブライトン戦を落としたことで、首位マンチェスター・シティとの勝ち点差はさらに広がっている。

今回のブライトン戦では、1失点目のシーンのDFヤクブ・キヴィオルの動きにも注目が集まっている。ブライトンのサイド攻撃に対応する中で相手選手に足を踏まれてしまった様子のキヴィオルは、突如うずくまってしまい、ブライトンのFWフリオ・エンシソにフリーでシュートを打たせてしまった。ファウルが取られることはなく、そのままエンシソのゴールが認められ、ブライトンが先制に成功している。

英『Football London』によると、英『Sky Sports』で解説者を務めるロイ・キーン氏が試合後にこの場面のキヴィオルの振る舞いを非難している。同僚のマイカ・リチャーズ氏にこのように投げかけたようだ。
「体を張って、必死にディフェンスをするとかそういうことについて話をするけど、あんな風にダウンしていてはダメだ。いいかマイカ、彼はスパイクが脱げていたが、足が取れたわけではないんだ」

一方、キヴィオルもこの失点シーンについて言及しており、審判の判定に苦言を呈している。

「接触を感じて、スパイクが脱げ、ゴールを確認することすらできなかった。VARが介入して、ゴールが取り消されることを期待したが、残念ながら審判は異なる見解を示した」

キヴィオルの言うようにファウルでもおかしくない場面に思えたが、キーン氏の言い分も一理あるだろう。本当に頼れるセンターバックであれば、何が起きようと相手の攻撃を凌ぐまではプレイをやめないはずだ。

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