中盤の補強は必須だ
今季は1年を通してケガ人に泣かされたリヴァプール。精彩を欠く試合も多く、プレミアリーグでは現在6位、UEFAチャンピオンズリーグも3年連続でレアル・マドリードに敗れて敗退した。
そんなリヴァプールは今季終了後に多くの入れ替えを行なうかもしれない。すでにロベルト・フィルミーノの退団が決定。さらにナビ・ケイタとアレックス・オックスレイド・チェンバレンも退団の可能性が高まっている。アルトゥールも買い取らない方針でいるため、中盤は補強が必須となるだろう。
そんな中で移籍のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏が自身のSNSでリヴァプールが若きMFの獲得を目指していることを伝えている。今季大けがからの復活を果たしたフロリアン・ヴィルツだ。
昨季途中に負ったケガの影響で出遅れたヴィルツは、ここまでリーグ戦で9試合4アシストを記録。ゴールはないものの、その創造性でチームの得点を創出している。またブンデスリーガ史上最年少ゴール記録を保持しており、19歳ながら多くの経験を積んでいるドイツ代表MFだ。
レアル・マドリードやバルセロナも注目する逸材だが、同氏によればレヴァークーゼンは来夏までヴィルツをクラブに留めておきたい様子。シャビ・アロンソ監督の下で蘇るレヴァークーゼンで、勢いを加速させる若き司令塔は今夏チームを離れることになるのだろうか。