あのC・ロナウドが“枠内シュート6本”のみ シュート数激減のゴールマシーンはW杯で爆発するのか

マンUで波に乗れないロナウド photo/Getty Images

あれだけ打ちまくってきたシュートが……

マンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、ワールドカップになれば本領発揮となるのだろうか。どこかのタイミングでギアを上げてくるとの予想もあったが、カタール大会10日前になっても状態は上がってこない。

今夏のマンU退団説、エリック・テン・ハーグ体制でのベンチ降格などポルトガル代表のスーパーエースにはネガティブな話題が続いており、現状を見ればワールドカップで何かが変わるとも思えない。

寂しいのは、あれだけ打ちまくってきたシュート数が激減してしまったことだ。今季リーグ戦におけるロナウドは1試合平均シュート数が2.5本に留まっており、これはここ10年で最も少ない。
ユヴェントス時代は2018‐19シーズンが5.7本、2019‐20シーズンが6.3本、2020-21シーズンが5.1本となっており、チャンスさえあれば打つところにロナウドらしさがある。数打てば当たるの理論ではないが、シュート数があればこその大量得点だ。

しかし今季は2.5本まで減少してしまい、枠内シュート数もたった6本だ。途中出場が多いことやチームスタイルの問題もあるかもしれないが、ロナウドの調子を測るバロメーターでもあるシュート数が激減してしまっている現状は寂しいものがある。

1-3で敗れた6日のアストン・ヴィラ戦では相手選手と小競り合いを起こしたシーンが話題を呼んだが、今季のロナウドは7つのファウルを犯している。英『The Sun』は枠内シュート数よりファウルの方が多いと指摘しているが、ロナウドも相当フラストレーションを溜めているに違いない。

それがワールドカップ本番で良い方向に爆発すればいいのだが、ロナウドにとって最後になるであろうワールドカップ開幕へ残された時間は多くない(データは『WhoScored』より)。

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