“CBコレクター”のシティが来夏5人目の守備者を獲得? 引き抜き成功となれば約3億ユーロのCB陣完成か

プレミア方面から熱い視線を寄せられるパウ・トーレス photo/Getty images

すでに4人のCBを抱えるシティ

ルベン・ディアス、アイメリック・ラポルト、ジョン・ストーンズ、ネイサン・アケと4人のCBを保有するマンチェスター・シティ。ディアス、アケが加入するまではラポルト、ストーンズの2人が同時に離脱し、フェルナンジーニョと現バルセロナのエリック・ガルシアが先発するという異常事態もあったことから昨季大幅にCBの選手層が強化された。みな実力者であり、獲得には2億3390万ユーロの大金が支払われた。

ジョゼップ・グアルディオラ監督がシティに就任して以降、多くのCBに大金を投じるCBコレクターぶりを披露しているシティだが、来夏さらにCBの選手層を厚くする可能性がある。移籍市場に精通するジャーナリスト、ファブリシオ・ロマーノ氏によればマンチェスター・ユナイテッドを含む多くのメガクラブがビジャレアルのパウ・トーレスに関心を示しており、シティもその中の一つだという。来夏に有効とされるバイアウトの契約解除金は5500万ユーロから6000万ユーロとされている。獲得となれば約3億ユーロのCB陣の完成である。

ビジャレアルの下部組織で育ち、そのままトップチームでの地位を確立したトーレス。192cmの高さも加え速さも兼ね備える守備者で、ビルドアップでは利き足である左から高精度のパスを供給する。CLで躍進するチームを支えており、評価急上昇中の25歳だ。怪我の少ない選手であり、ビジャレアルではデビュー後、負傷で欠場したのは8試合のみである。

シティとしては獲得すれば大きな戦力となるが、さすがに5人もワールドクラスの選手を保有するのは勿体ない。実際に4番手とされるアケはCBでの出番が少なく、左サイドバックに回されることも少なくない。

考えられるとすれば既存戦力の移籍がある。ラポルトやアケが今夏の移籍市場で他クラブから関心を寄せられている。特にラポルトは英『Daily Mail』によれば6500万ユーロ(日本円にして約90億円)であれば放出をするとのシティ側の意向を伝えており、トーレスとの額が一致する。だが、これは夏の段階での話であり、今季のラポルトは特別なパフォーマンスを披露している。攻守に渡って躍動しており、なんといっても離脱がほとんどない。今季はディアス、ストーンズ、アケとCB陣が順番に離脱してしまっているが、その中でもラポルトは奮起し、最終ラインからチームを支えている。

可能性としては考えられなくもないが、既存戦力の放出がなければ獲得は難しいトーレス。速さ、強さ、上手さを備えたCBだが、来夏シティに来ることはあるのだろうか。

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