ビジャレアルが最後までカウンターを出せず サイドで存在感抜群のA・アーノルド

攻守に存在感を見せる photo/Getty Images

2-0でリヴァプールが勝利を果たした

リヴァプールはUEFAチャンピオンズリーグ準決勝でビジャレアルと対戦。アンフィールドで行われた1stレグは、2ゴールを決めて2-0と先勝した。この試合で右サイドから起点となった男がトレント・アレクサンダー・アーノルドだ。

終始ボールを支配して攻め続けたリヴァプールは、後半に2ゴールを奪う。アレクサンダー・アーノルドは、右サイドに張ってクロスを供給するだけでなくインサイドへの動き出しも活発に行い、ビジャレアル守備陣を苦しめた。2得点目のサディオ・マネのゴールシーンでは、アシストしたモハメド・サラーへ右からクサビを入れて攻撃へのスイッチを入れており、スピードアップするための大きな1本のパスとなった。

また高精度のパスは数字にも表れており、今試合は9本のロングパスを入れてそのうち6本を成功させている。また守備においても成長を見せているアレクサンダー・アーノルドは、5度のデュエルですべて勝利しており、右サイドに蓋をする貢献度を見せた(データは『SofaScore』より)。

サイドからの鋭いカウンターが武器のビジャレアルに対し、それをサイドバックが押し込むことで最後まで発動させなかった。またアレクサンダー・アーノルドが強度高く守り抜いたことで、相手にボールが渡っても即時奪回してポゼッションを高めていた。

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