ライプツィヒが狙う“レアルの次世代CB” 目をつけたのは191cmのサイズ誇るティーンエイジャー

ライプツィヒが夏の移籍市場における確保を計画しているというマリン photo/Getty Images

またも将来有望な若手確保か

ドイツで若手のスカウティング能力に定評があるクラブといえば、多くの人が真っ先に思い浮かべるのはドルトムントだろう。FWアーリング・ハーランドやMFジュード・ベリンガムなどを筆頭に、現在の同クラブには欧州でも屈指の才能を備えたヤングスターが揃っている。

しかし、そのドルトムントとも渡り合うほど、若い才能を確保することに長けているのがRBライプツィヒだ。今季のチームにもMFダニ・オルモやMFドミニク・ショボスライ、DFヨスコ・グヴァルディオルなどといった選手が揃っており、同クラブのスカウト部門も相当に優秀。ドイツのクラブは総じて有望株の確保が上手い印象だが、ドルトムントとライプツィヒはそのなかでも頭ひとつ抜けていると言っていいか。

そんなライプツィヒだが、彼らが次に目をつけたのはレアル・マドリードの才能だ。その選手とは、現在レアルのBチームに当たるカスティージャでプレイしているDFラファ・マリン(19)。独『Spox』によると、ライプツィヒは彼を買取オプション付きのレンタルで獲得するプランを持っており、近々レアル側に接触する見込みだという。

今季はここまでカスティージャで19試合に出場し、センターバックとしてチームの守備を引き締める存在となっているマリン。191cmのサイズを誇り、レアルではトップチームのトレーニングにも定期的に呼ばれている逸材だ。スペイン『MARCA』によると、カスティージャ指揮するラウル・ゴンサレス監督も、彼のことはトップでも通用する人材だと高く評価しているとのこと。まだ若さを見せる面もあるが、楽しみな逸材であることは間違いないだろう。

加えて、現在はマリン本人も移籍の道を模索しているようだと『Spox』は伝えている。どうやら、同選手は選手層の厚いレアルではそれほど出場機会が見込めないことから、かねてより新天地探しを行っていたという。

今夏、最終ラインの主力であるグヴァルディオルに移籍の可能性も浮上しているライプツィヒ。次なる逸材DFを確保したいなか、マリンはまさにうってつけの人材と言えるか。今後はレアルの出方次第となりそうだが、その動向には注視したいところだ。

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