今後の活躍に期待できるハイバーニアン戦となった
古橋亨梧に続いて今冬の移籍市場では前田大然、旗手怜央、井手口陽介の3人を獲得したセルティック。夏に加入した古橋の活躍もあって新加入の日本人トリオには期待が高まっており、リーグ戦再開となったハイバーニアン戦ではそんな期待に応える素晴らしいパフォーマンスを披露してくれた。
古橋は怪我の影響からスタメンとはならなかったが、前田はセンターフォワードで、旗手はインサイドハーフで、井手口はベンチに入り、さっそく日本人トリオがメンバーに名を連ねた。
すると、4分に前田が先制点を奪取。いきなり大仕事をやってのける。旗手も前田に負けじとパスで輝きを見せ、75分には井手口がピッチに立ち、ハイバーニアン戦で日本人トリオの全員がスコットランドデビューすることになった。
素晴らしい活躍を見せた日本人トリオだが、その中でも旗手の活躍は別格か。
「日本のミッドフィルダーはポジショニング、インテリジェンス、エネルギーがスタートから際立っており、素晴らしいデビューを果たした」
英『BBC』は旗手のパフォーマンスを絶賛しつつ、ハイバーニアン戦でのMOMに選出している。実際に攻撃では得点とはならなかったものの、素晴らしいミドルシュートを放ち、追加点を狙っている。守備では常に相手に攻撃に目を光らせており、攻撃だけでなく攻守両面で存在感を見せている。
古橋が復帰することになれば、日本人カルテットでのプレイに期待がかかる。前田のゴールや旗手のパフォーマンスはゴールを決め続けている古橋に並ぶインパクトがあり、今後も彼らの活躍に注目したい。