ドイツ代表ではゴール量産も…… ヴェルナーがチェルシーで活躍できない理由は

チェルシーでも得点量産できるか photo/Getty Images

今季のプレミアでは1ゴール

プレミアリーグ第8節、チェルシーはブレントフォードと対戦して1-0と勝利する。この試合でスタメン出場したティモ・ヴェルナーはチャンスを作ることができず。ドイツ代表で見せている活躍を見せることができなかった。

この試合でロメル・ルカクとの2トップを組んだヴェルナー。しかし持ち味のスピードを活かす機会は少なく、90分の出場もシュートは枠外の1本のみ。精力的に動き回りプレッシングをかける場面も見られたが、やはりFWとしては得点でチームに貢献する姿を見たいところだ。

そんなヴェルナーだが、ドイツ代表ではコンスタントに得点を決めている。FIFAワールドカップの欧州予選では8試合5ゴールと輝きを放っており、10日に行われた北マケドニア戦でも2ゴールを記録している。対してチェルシーではいまだ1得点のみの状態だ。

ドイツ代表での好調の要因として、指揮官からの信頼もあるだろう。UEFA EURO2020終了後に就任したハンジ・フリック監督は、すべての試合でヴェルナーをスタメンに起用し、コンスタントに得点を決めている。しかしチェルシーでは今季のプレミアリーグ8試合のうち、スタメンになったのはわずか4試合で先発の座を勝ち取っているとはいえない。

ドイツ紙『kicker』でもヴェルナーはフリック監督に対して「監督から期待してもらえることは力になっているよ。僕にはそういった信頼感が必要だった」とコメント。トーマス・トゥヘル監督が決して信頼していないというわけでないが、ヴェルナーにとってはフリック監督からの信頼が自身の活躍に大きく影響しているのかもしれない。

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