12-13シーズン以来となるスペイン復帰 ラダメル・ファルカオは昇格組に何をもたらすのか

昨季までガラタサライに所属していたラダメル・ファルカオ photo/Getty Images

次節はヘタフェと対戦する

昨季は新型コロナウイルスの影響もあり、比較的静かな移籍市場であった。しかし、今夏はそんな状況が一変、各クラブが補強に乗り出し、多くの移籍が成立している。その中でも興味深いのはリーガ・エスパニョーラの昇格組であるラージョ・バジェカーノに加入したコロンビア代表のFWラダメル・ファルカオか。

アルゼンチン、ポルトガル、スペイン、フランス、トルコと多くの国で成功を収めているファルカオ。マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーといった英国のクラブでは成功を収めることは出来なかったが、ボックス内での強さを武器にゴールを量産している。

そんなファルカオと言えばやはりスペインの強豪アトレティコ・マドリード時代の活躍が印象的か。11-12シーズンにポルトから加入したファルカオは加入初年度から24ゴールを挙げ、翌年には28ゴールを記録。同年には当時バルセロナのリオネル・メッシがリーグ50ゴールというとんでもない記録を打ち立てているが、ファルカオも十分に怪物クラスだ。

ファルカオが加入したラージョだが、ここまで1勝1分2敗と昇格組にしてはまずまずな成績か。しかし、明確な得点源がおらず、そこをファルカオが補う形となれば、今季のラージョにも期待できる。

現時点ではベンチ入りは無いものの、期待できるファルカオ。35歳となった今でも得点を積み重ねており、ラージョとどのような融合をするのか注目したい。

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