レヴァンドフスキ&ミュラーの“後継者”は誰になる バイエルンが抱える難問

レヴァンドフスキも32歳を迎えた photo/Getty Images

5年以内にその答えが求められる

今季バイエルンでリーグ戦41得点を記録するなど、止まる気配がないFWロベルト・レヴァンドフスキ。

怪我も少ない鉄人と呼ばれるタイプのプレイヤーで、まだまだトップフォームを維持してくれることだろう。

しかし、レヴァンドフスキも32歳だ。現役を退くときは確実に近づいており、いつまでも依存し続けるわけにはいかない。
独『Bild』はバイエルンがすでにレヴァンドフスキの後釜探しに動いていると伝えているが、問題はレヴァンドフスキ級のストライカーの穴を埋められる選手がいるかどうかだ。

加えてレヴァンドフスキの相棒と言っていいFWトーマス・ミュラーも30歳を迎えており、5年以内にバイエルンはレヴァンドフスキ&ミュラーに代わる攻撃ユニットを見つける必要が出てくる可能性が高い。

アリエン・ロッベンとフランク・リベリが抜ける際にも穴埋めへ大きな不安があったが、ここまでは何とかセルジュ・ニャブリ、キングスレイ・コマン、レロイ・サネらで穴を埋めてきた。

しかし、レヴァンドフスキとミュラーの穴埋めはそれを上回る高難度ミッションとなるに違いない。レヴァンドフスキはブンデスリーガの得点王常連であり、ミュラーの方はアシスト王常連だ。

バイエルンが攻撃力を維持していくためには、今後数年のうちに後継者を見つけなければならない。現在ドルトムントでブレイクしているアーリング・ハーランド、ジェイドン・サンチョのようなコンビを見つけるのが理想的だが、バイエルンはこの難問にどう答えるのか。ここに失敗したとき、バイエルンは本格的に王座を心配することになるだろう。

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