“メッシ以上のストライカー”と称された男の現在 10代でデビューものしかかった重圧

センセーショナルなデビューを果たしたボージャン photo/Getty Images

デビューイヤーに10ゴールを決めた

バルセロナのカンテラでは毎シーズン、数多くの有望な選手を輩出している。10代でセンセーショナルな活躍をして未来を期待される選手はたくさん存在する。

そんなカンテラの中で“逸材”と称されながらも結果を残せなかった選手も少なくない。スペイン人FWのボージャン・クルキッチだ。将来を渇望されたボージャンだが、苦難のシーズンが続いた。

ボージャンはカンテラにおいて数々の得点記録を塗り替える。“リオネル・メッシ以上の逸材”とも言われていたボージャンは、7年在籍したカンテラで通算900得点以上を記録した。

2007-08シーズンにはわずか16歳にしてトップチームに昇格した。リーガ・エスパニョーラ第3節オサスナ戦でデビューを飾ると、このシーズンで31試合出場10ゴールをマーク。メッシとともにバルサの未来を背負っていく選手の1人だと思われた。

その後ジョゼップ・グアルディオラ監督就任後、チームの成績が上がっていく中で自身は得点を重ねることができない。ペドロ・ロドリゲスのブレイクなどで出場機会に恵まれず、2011-12にローマへ移籍した。

その後、アヤックスやストーク、マインツなど各国欧州リーグへ挑戦するも活躍することはできず。昨季メジャーリーグ・サッカーのCFモントリオールを退団し、現在は未所属が続いている。

結果的にシーズンでもっとも得点を決めた年はデビュー年のままだ。その頃の自分を超えることができていない。若い選手への大きな期待は時にその選手を潰してしまうプレッシャーとなって本人にのしかかってしまう。10代で華々しくデビューし、将来を期待されることによる重圧も大きかったかもしれない。

現在も欧州リーグへ挑戦するために移籍先を模索している模様だ。現在30歳となったボージャンの今後の巻き返しはあるのだろうか。

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