安定して白星を積み重ねたその秘密とは 2季ぶりにプレミア制覇を成し遂げたマンC

プレミア制覇を成し遂げたジョゼップ・グアルディオラ photo/Getty Images

チェルシーとのCLファイナルが控えているプレミア王者

2020-21シーズンのプレミアリーグ制覇を成し遂げたマンチェスター・シティ。シーズン序盤は簡単に勝ち点を落とすなど優勝は難しいと思われていたが、中盤から怒涛の連勝を重ね最終的には86ポイントで王者となった。近年問題視されていた守備陣が安定し、それが優勝した一つの要因だと言われているが、ネガティブトランジションの早さもその一つだと言える。

ネガティブトランジションとは攻撃から守備への切り替えを指す言葉であり、守備から攻撃へと切り替えるポジティブトランジションの対義語である。

マンCはこのボールを失った際に行うファーストディフェンスの早さがずば抜けており、カウンターを事前に防いでいると言える。23日に行われたエヴァートン戦でもネガティブトランジションの早さで未然に失点を防ぐ場面が何度か見られている。

この試合はボールを持って相手を敵陣に押し込む場面が多く、攻撃的なサッカーを行っていた。しかし、この状態だと自陣に広大なスペースが出来ており、不用意なボールロストがあればロングカウンターにつながってしまう場面だ。カイル・ウォーカーといった速さに強みを持っている選手はいるが、単独で完璧に攻撃を防ぐのは不可能と言える。そこでネガティブトランジションの切り替えを早くすることにより、カウンターを未然に防ぐことを狙う。

近年ではカウンターからの失点に悩まされていたマンCだが、ファーストディフェンダーの質を向上させて守備の安定に成功している。来季もこのスタイルを継続させ、躍動するプレミア王者に注目したい。

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