4戦連発もチームは悔しい黒星 ロンドンの地で輝きを取り戻すベルギー代表FW

アーセナル戦で同点弾を挙げたベンテケ photo/Getty Images

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空中戦ではプレミアトップの実力者である

19日に行われたクリスタル・パレス対アーセナルの一戦は1-3でアーセナルが白星を挙げる結果となった。2017年から監督を務めるロイ・ホジソンが今季終了後の退任を発表しており、このアーセナル戦がホーム最終戦だっただけに勝ちたい試合であった。そんな試合で同点ゴールを挙げ、チームを鼓舞したのがFWクリスティアン・ベンテケだ。

2012年にアストン・ヴィラに加入し、初のプレミア挑戦の年にも関わらず19ゴールを記録する大活躍を見せて名門リヴァプールに引き抜かれることに。しかし、リヴァプールでは周りを納得させる数字を出せず、2016年にクリスタル・パレスに入団。初年度こそ15ゴールを挙げるも、その後はパッとしない成績が続いている。

そんなベンテケだが今季はここまで10ゴールを挙げており、11ゴールのウィルフリード・ザハに次ぐチームの得点源となっている。直近ではシェフィールド・ユナイテッド戦からアーセナル戦まで4戦連続でゴールネットを揺らしており、頼れる存在としてチームを支えている。

そんなベンテケの特長と言えば身長190cmの大きな体格だろう。アーセナル戦でもセンターフォワードで先発したベンテケは高さを武器に前線で相手の脅威となっていた。クロスの精度がそこまで高くなくても競り勝ててしまえるため、相手としては非常にやっかいなはずだ。後半62分にはアンドロス・タウンゼントのクロスにベンテケがヘディングで合わせて同点弾を挙げている。競り合いの際はマークを付いていた相手を簡単に剥がしており、フィジカルの強さを見せていた。その後は同点で後半アディショナルタイムまで粘ったが、失点を許してしまい黒星となってしまった。

負けとはなったが、高さで自身の強さを証明したベンテケ。30歳とベテランになったベルギー代表FWだが、もう一度プレミアの舞台で花を咲かせることが出来るのか、今後に注目したい選手だ。

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