放出候補筆頭も…… コウチーニョ復活のカギはバルサの新システム?

来季のコウチーニョに期待したい photo/Getty Images

序盤戦は起用されるも膝を負傷 

来季のバルセロナにおいて注目の1つとなっているのがフィリペ・コウチーニョの去就だ。ロナルド・クーマン新監督を迎え、序盤戦は出場機会に恵まれていたものの、けがで離脱となってしまい現在も戦列を離れている。 

そんなコウチーニョには、毎年移籍の噂はあるが、実行されたのはバイエルンへのレンタルのみだ。バルサは多額の負債を抱えるため、コウチーニョの放出は規定路線と考えられている。しかし、来季のコウチーニョが復調することができれば、バルサにおいても大きな武器となるのではないか。 

2018年1月よりリヴァプールから加入したコウチーニョ。リヴァプールで大活躍中だった彼の加入は大きな期待を寄せられたものの、現在に至るまでそこまでのパフォーマンスを残せていない。また翌年にはバイエルンへ買取オプション付きのレンタル移籍を果たし、23試合8ゴールと結果を残すものの、オプションを行使するほどの評価を得られず。バルサへ復帰している。 
そんなコウチーニョは来季も放出候補筆頭となっているが、クーマン監督の新システムは中盤にアンカーを置く[3-1-4-2]を採用。コウチーニョであれば、2列目のシャドーの位置で起用可能だ。以前のシステムでは3トップのウィングだったため、スピードなどで苦戦していた部分があった。 

しかし以前とは異なり、中盤での出場が増えることで、ベストパフォーマンスに近づけるのではないか。現にクーマン監督は序盤戦でコウチーニョをトップ下に起用。ゲームメイクを任されることによって結果を残し、存在感が増していた。新システムであれば、さらに使いやすくなるだろう。

来季のコウチーニョはどのクラブでプレイするのか。いまだにプレミアリーグ方面からの噂が絶えない。放出候補と考えられているブラジル代表MFだが、クーマン監督の来季の構想には、彼の名前も入っているかもしれない。

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