2009-10シーズンには驚異の11アシスト ハキミは“第2のマイコン”になれるか

インテルのサイドを疾走するハキミ(左) photo/Getty Images

クラブの歴史に名を残す超攻撃的ウイングバックへ

今季より加入したインテルでも持ち前の攻撃力を活かして奮闘を続けているアクラフ・ハキミ。

超攻撃的ウイングバックとして有名な存在になっているハキミは、ミランのテオ・エルナンデスと並んで現セリエAトップクラスの攻撃的ウイングバックと言っていい。

ウイングバックながらハキミはここまで26本のシュートを打っており、これはインテルの中ではFWロメル・ルカク、FWラウタロ・マルティネスに次いで3番目の数字だ。しかも26本のうち、19本はペナルティエリア内からのシュートになっている。ただサイドを上下動するだけでなく、ゴール前まで侵入する攻撃性は脅威だ。

インテル時代は驚異の攻撃力を見せていたマイコン photo/Getty Images

当時のマイコンは世界最強クラスの右サイドバックだった

ハキミはどこまで伸びるのだろうか。インテルで超攻撃的サイドバックといえば、元ブラジル代表のマイコンが思い浮かぶ。ダニエウ・アウベスと並ぶ超攻撃的サイドバックと言われていたマイコンは、2009-10シーズンの3冠にも貢献したインテルのレジェンドプレイヤーだ。

4バックと3バックの違いはあるものの、当時のマイコンも驚異的な数字を残していた。2009-10シーズンにはリーグ戦でドリブル成功数60回を記録しており、まるでアタッカーのような数字だ。

キーパス(シュートへ直結するパス)も2010-11シーズンと2011-12シーズンにキャリアハイとなる59本を記録しており、1試合平均の本数は2本を超えていた。今季のハキミはまだ1試合平均のキーパス数が1.1本に留まっているため、シュートを演出する力はまだまだ当時のマイコンに及ばないか。

アシスト数もハキミが今季4つ記録しているのに対し、マイコンは2009-10シーズンにリーグ戦だけで11本もアシストを決めている。この攻撃力が3冠に繋がったのは言うまでもない。

ハキミの爆発的なスピードを活かした攻撃参加は魅力があり、歴史に名を残す超攻撃的ウイングバックにもなれるはず。インテルとしてはマイコン級のプレイヤーになってほしいところだが、レジェンドの領域へ届くのか。果敢に仕掛け続ける22歳の成長に期待したい。

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