柔道の経験が活きて“鉄人MF”へ? 中盤でフル稼働するベルギーの才能

レスターの中盤を支えるティーレマンス photo/Getty Images

昨季から怪我少なく

昨季はリーグ戦37試合に出場し、今季も開幕から10試合連続フル出場。レスター・シティには怪我の少ない鉄人MFがいる。

そのプレイヤーとは、ベルギー代表のユーリ・ティーレマンスだ。怪我が少ないことも立派な才能の1つであり、中盤でフル稼働してくれるティーレマンスのような選手は指揮官にとって計算しやすい。

では、なぜティーレマンスは怪我が少ないのか。その理由の1つに、柔道の経験が関係しているのかもしれない。英『Daily Star』によれば、ティーレマンスは幼少期から柔道に取り組んでいたようで、青帯の保持者なのだとか。家族の中には黒帯保持者もいるという。
柔道では受け身の練習をするため、それがサッカーでも怪我防止に影響しているのかもしれない。ティーレマンスも怪我には気をつけてきたと語っており、体をケアし続けていることも鉄人でいられる理由だ。

「柔道は16歳まで僕の人生の一部だった。アンデルレヒトとプロ契約を結んだ時にやめるしかなかったけどね。柔道では非常に危険な怪我をすることもあるし、練習するためには自分の体を完璧に理解しておかないといけない。その経験は今も活きている。僕は自分の体を100%理解しているし、限界も分かっているからね」

ティーレマンスは23歳ながらベルギー代表での出場試合数も30を超えており、同代表にとって未来のリーダー候補だ。

レスターの方も22日のリヴァプール戦、続くフラム戦は落としたが、優勝を狙える位置にはつけている。エースのジェイミー・バーディも重要な存在ではあるものの、中盤でフル稼働してくれる鉄人のティーレマンスもチームには欠かせない。

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