サポーターからは南野をスタメンへプッシュする意見も
21日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節でアヤックスを1-0で撃破したリヴァプールでは、センターバックに入ったファビーニョが話題の中心となっていた。
しかし前線でも見逃せない動きもあった。60分に指揮官ユルゲン・クロップが自慢の3トップを総入れ替えする大胆な決断を下したのだ。
ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネ、モハメド・サラーを下げ、代わりにディオゴ・ジョッタ、南野拓実、ジェルダン・シャキリを投入。前線の顔ぶれが一気に変わることになった。この3人に得点は生まれなかったが、残りの30分間に全力を注いだパフォーマンスはサポーターからも称賛されている。
特に注目は南野だ。フィルミーノと同じく偽9番の役割を果たせると考えられている南野について、サポーターからはフィルミーノよりも良い状態にあるとの声まで出始めている。
英『HITC』によれば、一部のサポーターからはSNSにて24日のシェフィールド・ユナイテッド戦では南野を先発させるべきとの意見がある。フィルミーノと評価が逆転する未来も見えてきたということだろうか。
「南野はもっとプレイする必要がある。本当にフィルミーノをベンチに置く時がきた。彼はずっと長く平均的なままだ」
「南野は非常に良かった。フィルミーノより次のゲームで先発する必要がある」
「南野はフィルミーノよりも危険で、攻撃に関与しているように見える。フィルミーノは競争が存在することを理解すべきだ」
南野は守備面でも相手を追い掛け回せるタイプの選手で、その点も評価が高くなっている理由だ。加入から約10か月。不動の存在かと思われたフィルミーノとの距離は縮まり始めているのかもしれない。