創造性をプラスできるのは間違いない
リヨンからMFフセム・アワールの引き抜きに失敗したアーセナルは、今も中盤の創造性不足という問題を抱えたままになっている。
メスト・エジルを信頼しないのであれば、やはり攻撃面で違いを生み出すMFは不足している。
そんな中、今夏にウェストハムはMFジャック・ウィルシャーとの契約を解除した。ウィルシャーといえばアーセナルで長くプレイしてきた選手であり、そのテクニックは誰もが知っている。
もし今のアーセナルにウィルシャーがいればどうなっただろうか。創造性が不足している今だからこそ、ウィルシャーが必要になるタイミングがあったかもしれない。
英『TalkSport』にて記者のエイドリアン・ダーラム氏もウィルシャーのアーセナル復帰が実現すれば面白いとの見方を示す。
「みんなは笑うかもしれないが、大いに意味があると私は思う。ウィルシャーが毎週プレイすることはないだろうが、ヨーロッパリーグがある。アルテタなら彼を上手くマネジメントすると思う。ウィルシャーにとってもアーセナルに戻ることはポジティブなものだろう。ジャックのアーセナルでの仕事は終わっていない。彼はアーセナルで何か特別なことができる」
ウィルシャーの場合は怪我の克服が最大の課題となるが、それさえクリアできれば特別な違いを生み出すことはできる。毎試合でなくとも、コンディションを見ながら起用していくことでチームの戦力となるかもしれない。
そう簡単に実現する話ではないが、今のアーセナルに控えMFとしてウィルシャーがいればと考えるサポーターもゼロではないか。