ノルウェー産FWがドルトムント、ライプツィヒのエースへ
ドルトムントでは20歳のノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが爆発を続けており、3日のフライブルク戦でも2得点を決めてみせた。
その姿を特別な眼差しで見つめている人物がいる。今季よりブンデスリーガに活躍の場を移したライプツィヒFWアレクサンデル・セルロートだ。
24歳のセルロートは同じくノルウェー代表のストライカーであり、昨季はトルコのトラブゾンスポルで活躍していた。
ハーランドは後輩だが、ドルトムントでのパフォーマンスをリスペクトしているのだろう。ハーランドがゴールを決めるたびに、自身も頑張らなくてはと刺激を受けているはずだ。
「移籍に関して父ともよく話したけど、アーリングとも話したよ。彼からブンデスリーガのことについて全てを聞いた。ブンデスリーガではゲームも非常にオープンでテンポが速く、ストライカーとしてゴールを決められる場だとね。僕は彼より少しばかり経験があるけど、彼のブンデスリーガでのパフォーマンスはすごくモチベーションになるよ。アーリングはドイツに来てすぐに得点を決めたし、妥協がない。僕たちは両方ともゴールに貪欲だ」
独『Sport Bild』によると、セルロートはこのようにコメントしている。ライプツィヒもドルトムントと同じ王者・バイエルンを追いかける第2集団であり、ハーランドに負けじとゴールを量産してバイエルン崩しを狙っていることだろう。
ノルウェー代表のストライカーがブンデスリーガの強豪に揃うのも珍しいケースと言えるが、190cmを超える超大型ストライカーのセルロートは結果を残せるのか。
ライプツィヒは今夏にティモ・ヴェルナーを失っており、セルロートにかかる期待は大きい。