小柄でもセンターバックはできる 181cmでもストライカーを抑える若きDF

セビージャで育つクンデ(右) photo/Getty Images

ビッグクラブ行きは近いか

近年はリヴァプールのフィルジル・ファン・ダイクやレアル・マドリードのラファエル・ヴァランのように、大きくて速いセンターバックが人気だ。両者とも身長は190cmを超えており、それでいて広範囲をカバーする脚力も備えている。この身体能力は世界最高クラスのセンターバックになるために欠かせないものだ。

しかし、背が低くてもセンターバックとして戦っていけると証明している者もいる。今やビッグクラブの関心を集める存在へと進化したセビージャ所属の21歳DFジュール・クンデだ。

フランス期待の若手センターバックであるクンデは、身長が181cmと小柄だ。それでもクンデにはサイズ部分をカバーするだけのテクニックと高い守備能力がある。昨季の活躍から今ではマンチェスター・シティが獲得へ動いているとも言われており、フランスA代表で定位置を確保できるだけの逸材と言えよう。

仏『Foot Mercato』によると、以前クンデも自身が空中戦のターゲットにされることがあると口にしていた。しかし、クンデは高いジャンプ力などからサイズの差は問題にならないと主張する。

「成長する中で、僕のサイズが問題になると言われたこともあったよ。僕のサイズで常に空中戦にチャレンジできるわけではないけど、相手のコントロールは可能だ。タイミングは良いものを持っているし、空中戦が好きだ。高いジャンプ力が助けになっているから、サイズが問題になることはない」

「セルヒオ・ラモスよりも空中戦勝利数が多いのは、相手がラモスにあまり挑まないからだ。相手はクンデなら背が高くないから、空中戦で勝てると言っているはずだよ。時折ターゲットになっていると感じることがある。試合を振り返ると、他の選手より空中戦の機会が多いことに気づかされる。相手がクンデなら簡単だろうと考えていることが僕のモチベーションになるんだ」

クンデはパス成功率も高く、現代で通用する能力を備えている。クンデが名前を挙げていたラモスも身長は184cmとそこまで大きくないが、驚異的な身体能力でサイズの問題をカバーしている。

クンデも同様のセンターバックになれる可能性があり、ビッグクラブで活躍する時はすぐそこまで近づいている。

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