チェルシーの下部組織からは続々と優秀なタレントが輩出されており、今季は最前線でFWタミー・エイブラハムがヒットした。
22歳のエイブラハムは自身の実力がトップチームで通用することを見事に証明しており、非常に将来が楽しみな選手だ。
そんなエイブラハムと下部組織時代に同僚だったFWがいる。チェルシーの下部組織が生んだもう1人の才能であるFWドミニク・ソランケだ。
2人は下部組織にてライバルでもあり、重要なパートナーでもあった。ともにゴールを量産し、将来のクラブを背負って立つ存在になるのではと期待されていたのだ。
しかし、ソランケは出場機会を得るべくリヴァプールへの移籍を決断。エイブラハムとチェルシーで揃ってプレイする夢はひとまず消えることになった。
ところが計算外だったのは、リヴァプールでも出番が増えなかったことだ。ロベルト・フィルミーノらの牙城は崩せず、現在はボーンマスでプレイしている。そこでもリーグ戦30試合で2得点と苦戦しており、チームも18位まで順位を落としている。
理想的なキャリアとなっていないのは明らかで、英『90min』はそんなソランケにもう1度プレミア・チャンピオンシップ(イングランド2部)からやり直してもいいのではないかと提案している。
ソランケはオランダのフィテッセにレンタル移籍していた経験はあるものの、イングランド2部でプレイしたことはない。エイブラハムが2部で力をつけてからチェルシーへ戻ってきたことを考えると、ソランケも2部にて実力を磨くのも悪い手ではないかもしれない。
プレミアトップクラブにて一足早く活躍することになったエイブラハムにソランケは追いつけるのだろうか。才能は確かと言われてきただけに、このままエイブラハムと差がついていくのは避けたいだろう。
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