“3億6050万ポンド”の大失敗 豪華すぎる今季プレミア・ワーストイレブン

アーセナルのペペ photo/Getty Images

お金をかけても成功は保証されず

まだシーズンが終了したわけではないが、英『90min』では早くも「今季のプレミアリーグで期待を裏切ったイレブン」なる残酷な企画が行われている。

期待はずれに終わった選手たちでワーストイレブンを組んでいるのだが、今回の選出で目を引くのは新戦力たちだ。高額な移籍金で加わりながら、期待に応えられなかった選手がかなり多いのだ。

GK
ケパ・アリサバラガ(チェルシー/7200万ポンド)
DF
ジョアン・カンセロ(マンチェスター・シティ/6000万ポンド)
ニコラス・オタメンディ(マンチェスター・シティ)
ヘスス・バジェホ(ウォルバーハンプトン)
キーラン・ティアニー(アーセナル/2500万ポンド)

チェルシーのアリサバラガ photo/Getty Images

MF
タンギー・エンドンベレ(トッテナム/6400万ポンド)
ダニー・ドリンクウォーター(アストン・ヴィラ)
マヌエル・ランジーニ(ウェストハム)

FW
ニコラ・ペペ(アーセナル/7200万ポンド)
ジョエリントン(ニューカッスル/4000万ポンド)
モイーズ・キーン(エヴァートン/2750万ポンド」




以上が今季のプレミア・ワーストイレブンだ。今季から完全移籍で加わった選手に関しては移籍金額を表示しているが、合計すると3億6050万ポンドとなる。

お金をかければ成功が保証されるわけではなく、今季は大失敗に終わった豪華な補強も目につく。GK史上最高額でやってきたチェルシーのケパ、超攻撃型サイドバックとして期待されたカンセロ、武藤嘉紀のライバルとしてホッフェンハイムからやってきたジョエリントン、アーセナルのペペも移籍金に見合う働きはできていない。

今夏にクラブを離れる者も出てくるだろうが、彼らは来季こそ評判に見合う結果を残せるだろうか。

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