名将サッキは“愛弟子”のナポリでの苦戦を予期していた「相談されていたら……」

ナポリではタイトルを獲得する事ができなかったアンチェロッティ photo/Getty Images

2年目の半ばでナポリの指揮官を解任

ACミランの一時代を築いたイタリアの名将アリゴ・サッキ氏が、先日ナポリの指揮官を解任された愛弟子カルロ・アンチェロッティについて口を開いた。

昨夏にナポリの指揮官に就任し、悲願のスクデット獲得を狙うチームの指揮を託されたアンチェロッティ。就任1年目となる昨季は、絶対王者のユヴェントスに11ポイントも離されてはしまったが2位フィニッシュと、自慢の修正力でまずまずの成績を残していた。そして、勝負の2年目はさらなる飛躍が期待された。

しかし、いざ蓋を開けてみると、今季は大苦戦。開幕4試合は3勝1敗と悪くないスタートを切ったものの、その後ナポリは徐々に低迷していく。さらに、選手たちと首脳陣の確執が地元メディアに取り上げられると、目に見えるようにチームは調子を崩していき、第9節以降は白星をあげることができない。第15節終了時点で5勝6分4敗(7位)、リーグ戦直近7試合で勝利無しという結果を受けて、ナポリはついにアンチェロッティの解任に踏み切ったのだ。

アンチェロッティの恩師であるサッキ氏 photo/Getty Images

これまで数々の名門クラブを率い、様々なタイトルをもたらしてきたアンチェロッティだが、ナポリでは栄光を勝ち取る事ができなかった。ただ、サッキ氏は愛弟子が新天地にナポリを選択した時点で、苦しいシーズンを送ることを予期していたようだ。

伊『TUTTOmercatoWEB』などによると、インタビューに応じたサッキ氏は「アンチェロッティはナポリへ行く際、私に相談をしてこなかった。彼が何も尋ねずに新たな冒険を始めたのは、キャリアを通して初めてのことだったよ」と明かした上で「それ(相談しなくなったこと)は良いことだ。ただ、もし相談されていたら、私はあそこへ行くべきではないと言っていただろう。その理由は、(前指揮官の)サッリが我々数人しか真に理解していないであろう素晴らしい仕事を行っていたからだ」と説明している。

ナポリでの旅は失敗に終わってしまったが、アンチェロッティはまだまだ引く手数多だ。すでにいくつかのクラブが招聘に動いているとされ、エヴァートンと合意に至ったとの報道もある。新天地で結果を残し、今回の汚名を返上する事ができるのか。

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