プレミアのタイトル争いは終了したのか リヴァプールがつけた“圧倒的な”差

今季プレミアで首位を独走するリヴァプール photo/Getty Images

「優勝しなかったらとんでもなく驚く」

2019-20シーズンのイングランド・プレミアリーグはここまでリヴァプールが16勝1分と圧倒的な強さを誇っている。

首位を快走する彼らと2位レスター・シティの勝ち点差は実に「10」。首位が交代するには最低でも4試合を必要とする差が開いており、今季のプレミアはまさに“1強”状態だ。リヴァプールが大きく調子を落とさない限り、他クラブが優勝を狙うのは難しい状況と言えるだろう。

そんな中、リヴァプールのOBであるダニー・マーフィー氏も古巣のプレミア優勝を確信している様子だ。同氏は早くもプレミアの優勝争いは決着したと英『talkSPORT』に対して次のように語っている。
「タイトルレースは終わったと思うね。もしリヴァプールがこれから3,4試合負けたとして、その間に同じ数だけ勝てるクラブがあると思うかい? 他のチームはリヴァプールが負けている間にも勝ち続けなければいけないんだ。その能力があることをまだどのクラブも示していない。レスターは順調にきているけど、彼らがここからシーズンの最後まで全勝できるほどとは思わないな。マンCは昨季それをやってのけたけどね。これでリヴァプールが優勝しなかったら私はとんでもなく驚くよ」

古巣のプレミア制覇に太鼓判を押したマーフィー氏。たしかに同氏の言う通りかもしれない。ここまで無敗のリヴァプールが後半戦に4敗もする姿は現時点で想像できない上、仮にそうなったとしても他クラブはその間に勝ち続けなければならない。追う立場としては非常に厳しいものがあるだろう。

昨季似たような立場から猛追を見せて逆転優勝を果たしたマンチェスター・シティも今季は調子の上がらない状態が続いている。もはや、現地でも「リヴァプールが優勝できるか」という話題より「リヴァプールが無敗優勝を達成できるか」という話題の方が盛り上がっている印象だ。

今季絶好調のリヴァプール。はたして、“最強軍団”の勢いは一体いつまで続くのか。他クラブは彼らが失速することを願いながら勝ち続けるしかない。

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